カテゴリ:マ行( 3 )

毎日かあさん


ー泣いてるヒマがあったら、笑おう。ー


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☆cast--------------------------------------
小泉今日子
永瀬正敏
古田新太
正司照枝

☆crew------------------------------------
監督:小林聖太郎
原作:西原理恵子



☆ストーリー------------------------------------

二人の子育てに仕事にと忙しい日々を、持ち前のたくましさで乗り切る漫画家のサイバラ(小泉今日子)。元戦場カメラマンの夫(永瀬正敏)は戦場でのトラウマのせいでアルコールにおぼれ、二人は離婚することになる。大切な家族を失い、アルコール依存症と闘う夫だったが、今度はガンが見つかり……。

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☆感想----------------------------------------

 「女の子ものがたり」、「パーマネント野ばら」、「いけちゃんとぼく」など、このところ原作が次々と映画になっている漫画家 西原理恵子。その彼女が自身をモデルにして描いたホームドラマを「かぞくのひけつ」の小林聖太郎が映画化。キョンキョンと永瀬正敏の元夫婦が、ちょっと変わった家族のカタチを好演してるおかしくて、ちょっぴり泣ける物語。

 物語の中心である漫画家のサイバラは、とにかくパワフルでいつも明るい2児の母。わんぱくで時に悪魔のようにめちゃくちゃな子供達に振り回されながらも、食ってく為には夜中までも働くその姿は、まさにパワーウーマン!ちょっとやそっとのことじゃ動揺しない肝の据わりかたも、「母は強し!」って感じで、未婚でもちろん出産の経験もない私にしてみたら、ただただすごいワ~って感じでしたヮ。なんか、公園デビューとか、社宅の噂話とか、主婦=センシティブなイメージがあったけど、実際のところはそんなことばっかりに気を取られてても、部屋は汚れてくし、子供はお腹すかせてくし、やることやらなきゃこちとら回らないわ!みたいな感じでどんどん強くなっていくんだろなぁ~。

 まぁ、そんな感じで毎日「かあさん」やるだけでも大変なのだけど、この一家には、さらにつわものがおりまして、、、元戦場カメラマンの夫は、今や家族の厄介者。アル中で、大人になりきれなくて、適当なことばかり言って、いつも「かあさん」の悩みのタネなのであります。。。

 そんな風変わりな家族だけど、本人達からしてみれば、全然フツーで立派な「家族」なワケで。酔って醜態さらしても、やさしく楽しい「おとしゃん」が大好きな子供達。どんなに酔いがまわっても、家族の元にちゃんと帰ってくる夫。ややこしい男を捕まえてしまったと思いながらも、自分に似てるその夫の手を離せないでいる妻。こんがらがってはいるけど、気持ちは一方通行じゃないから、ちゃんと絆はつながっている。

 世の中には、不幸ながらも離れることのできない人たちもいるので、何が良いかとかは一概には言えないけど、それでも相手の人生に関わってしまったなら、やれるとこまでやってみようとするこの夫婦の関係は、なんか素敵だなとかも思えたりした。

 原作が原作なので、「酔いがさめたらうちに帰ろう」よりは、少しライトな感じではありますが、キョンキョン&永瀬の掛け合いに、実生活もこんなだったのかな。。。なんて、ちょっと想像をめぐらせたりして。

 劇場にも家族連れや老夫婦がたくさんいたけど、世の子供や旦那さまは、隣に座っている「かあさん」の存在に感謝してるに違いないだろナ。。。

♪ pick up song ♪--------------------------------------------------------------------------

e0110110_18305324.jpg小さな花
ケサラ ?CHE SARA?/ 木村充揮
 エンディングで流れるのは、活動を休止している憂歌団のボーカルでもある木村充揮のこの曲。劇中カメラマンを演じた永瀬正敏が撮り下ろした家族の写真、実際の鴨志田氏の写真をバックに物語のラストをしんみりとしめている。

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by mi-ai-you-me | 2011-02-13 23:31 | マ行

舞妓Haaaan!!!


ー京都は日本の宝どす。ー


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☆cast--------------------------------------
阿部 サダヲ
堤 真一
柴咲 コウ
小出 早織
京野 ことみ
伊東 四郎
生瀬 勝久

☆crew------------------------------------
監督:水田 伸生
脚本:宮藤 官九郎


☆ストーリー------------------------------------

 鬼塚公彦(阿部 サダヲ)は、東京の食品会社で働く平凡なサラリーマン。ただひとつ異なるのは、熱狂的な舞妓ファンということ。そんな公彦の元に、念願の京都支社への転勤というチャンスが訪れる。同僚で彼女でもある大沢富士子(柴咲 コウ)をあっさりと捨て、意気揚々と京都入り。「一見さんお断り」という最高峰の壁を強引に乗り越え、やっとの思い出お茶屋デビュー!!
 しかし、そんな彼の前に、お金を侍らせお茶屋遊びをするプロ野球のスター選手・内藤(堤 真一)という男が現れる。彼をライバル視する公彦は、見返す為にあの手この手と奮闘する。同じ頃、富士子は公彦を忘れることができず、舞妓になるべくお茶屋修行に励んでいた・・・。

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☆感想----------------------------------------

脚本が宮藤官九郎、主演が阿部サダヲとくれば、おもしろくないわけがないっ! 絶妙なセリフ回しと、軽快なテンポによって、繰り広げられる今作品は、なんとも奇想天外な舞妓ムービー。
 
 三度の飯より舞妓好きなのに、実はお座敷遊び未経験の男・鬼塚。そんな彼が、転勤先の京都で社長から言われたのは、「仕事で結果を出せば、お座敷遊びをさせてやる。」という言葉。念願のお座敷遊びの為ならと躍起になる鬼塚だったが・・・。
 
 仕事もプライベートも全てが舞妓さんの為という純粋なのか、不純なのかよく分からない鬼塚の言動は、もはや理解不能。それでも、その情熱で周りの人を巻き込み、不可能を可能にしていく彼の姿には、ある意味脱帽といった感じがしないでもない。たとえ勘違いヤローでも、やっぱり信じる者は救われるということなのか?この映画を観ていたら、アメリカの「キューティー・ブロンド」という作品を思い出してしまったけど、リース・ウィザースプーンより、確実に阿部サダヲの方がテンション高め。本当の彼自身は、かなりテンション低めな人と聞くから、やはり演技力があるということなのだろう。同じように、脇を固める役者陣も本当のコメディーを演じることのできる演技派ばかりが勢揃い。とにかく全編に渡ってハチャメチャな展開で、正直言えば内容なんてあってないのも一緒。それでもOK!と思ってしまえるのは、さすが宮藤官九郎の為せる業。
 
 テンション上げていきたい時は、ぜひともこの映画をオススメ。座席に座っただけで、気が付けば大爆笑している自分に気づくハズ。


♪ pick up song ♪--------------------------------------------------------------------------

e0110110_0141271.jpgお・ま・え ローテンションガール
お・ま・え ローテンションガール /グループ魂に柴咲コウが
 グループ魂と柴咲コウがコラボしたエンディングテーマ。途中のラップのところが、ビィスティーみたいで、超ハイテンション!


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by mi-ai-you-me | 2007-06-21 00:17 | マ行

ママの遺したラブソング


ー悲しい知らせ。それは思いがけない人生の始まりー


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☆cast--------------------------------------
スカーレット・ヨハンソン
ジョン・トラヴォルタ
ゲイブリエル・マック
デボラ・カーラ・アンガー

☆crew------------------------------------
監督:脚本:ジェイニー・ゲイベル






☆ストーリー------------------------------------

 フロリダで怠惰な生活を送るパーシー(スカーレット・ヨハンソン)に、長年会っていなかった母親の訃報が届く。ニューオリンズにある実家へ戻ったパーシーを待っていたのは、二人の見知らぬ母の友人。元は大学で文学を教えていたボビー・ロング(ジョン・トラヴォルタ)と、彼を慕う作家志望のローソン(ゲイブリエル・マック)。嫌々ながらも三人の共同生活が始まる。
新しい生活の中で、パーシーは文学に出会い、ローソンへの恋心を抱き始める。そして、初めて聞いた亡き母の横顔。お互いを支え合い、それぞれの心が癒されようとしていた時、パーシーは母が自分に宛てた一通の手紙を発見する。母が遺したラブソングに込められたある真実とは・・・。

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☆感想----------------------------------------

 最近ではすっかりセクシー路線のスカーレット・ヨハンソンが、少女と大人との間で揺れる繊細な役どころを好演。
 
 親の愛情を知らず、自分の想像で幼い頃の思い出を作り上げて来たパーシー。その彼女が、母の訃報を受けて帰ったニューオリンズで出会ったのが、飲んだくれのボビーと、いつまでも完成することのない本を書き続けているローソン。元大学教授というだけあって、辛辣で少しひねくれもののボビーに最初は反発するパーシーだったが、やがて彼らとの生活の中で、自分自身の生きる道を見いだしていく。どこか世捨て人のようだった、ボビーとローソンの生活もまた、パーシーがやってきたことで、変りはじめる。始めは、彼らの関係性が分からず、話の筋が読みにくいのだが、後に明かされるそれぞれの過去によって、彼らの間にある、複雑な絆を知る事になる。決して逃れることのできない孤独を抱く人々が、お互いと正面から向き合うことで、やがて癒されていく、とてもやさしい物語。
  
 人生は冒険をやめてはならぬ
 長い冒険の果てに
 出発点へ辿り着くのだから
 そして初めて居場所を知るのだ
 ーT.S.エリオット

 過去の文人の言葉でしか、上手く気持ちを表現できないボビー。しかし、その中にはたくさんの生きるためのヒントがある事を彼は教えてくれる。
 
 移り行くニューオリンズの気候と、そこに流れる音楽。時間に捕われず、少しづつ再生を図る人々を描いた作品である為、これといった起伏のある物語ではないのだが、自分もその場に居るような、そんな空気感を楽しませてくれる作品に仕上がっている。派手な展開は期待せずに、ゆったりとした気持ちで観ることをオススメ。


♪ pick up song ♪--------------------------------------------------------------------------

e0110110_22112327.jpgA Love Song for Bobby Long
I Really Don't Want To Know /John Travolta
 劇中、ボビーがギターを弾きながら歌った曲を、ジョン・トラヴォルタ本人が歌っている。他にも、ロス・ロボス、マジック・スリムなどの曲が、ニューオリンズの四季に彩りを加える。
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by mi-ai-you-me | 2007-05-12 22:12 | マ行