カテゴリ:タ行( 2 )

食べて、祈って、恋をして


  ー自分を解き放てー


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☆cast--------------------------------------
ジュリア・ロバーツ
ジェームズ・フランコ
ハビエル・バルデム
リチャード・ジェンキンス

☆crew------------------------------------
監督:ライアン・マーフィ
原作:エリザベス・ギルバート 





☆ストーリー------------------------------------

ニューヨークでジャーナリストとして活躍するエリザベス(ジュリア・ロバーツ)は、離婚と失恋を経た後、すべてを捨てて自らを探す旅に出る。イタリアでは食の快楽を追求し、インドのアシュラムでは精神力を高めるべくヨガと瞑想(めいそう)に励む。そして、最後に訪れたインドネシアのバリ島では、彼女の人生を大きく変える出会いが待っていた。

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☆感想----------------------------------------

 全米の女性から絶大な支持を得ているメリッサ・ギルバートの自伝的小説の映画化。以前のラブコメ路線から最近ではすっかり落ち着いた役が多かったジュリア・ローバーツが久々に恋と人生に迷えるアラフォー女性を好演。「ノーカントリー」の怪演でアカデミー賞助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムや、「スパイダーマン」のジェームズ・フランコらが恋のお相手として脇を固めている。
 
 主人公のメリッサは、NYで活躍するジャーナリスト。やさしい夫にも恵まれ、仕事にプライベートに忙しい毎日を過ごしていたのだけど、あるときふと気付いてしまう。
「果たして、これが私の望む生き方なんだろうか???昔はもっと輝いていたのに。。。」
声にならない心の叫びに身を任せるように、あっさりと離婚。そんなこと、旦那さんからしてみたら、まさに晴天の霹靂以外のなにものでもなく、彼女にしか分からないモラトリアムで離婚なんて全くもって理解不能。かくして、泥沼の離婚劇へとなだれ込んじゃうのだけど、当のメリッサはなんとその最中にも若手俳優とちゃっかり恋とかしちゃんだなコレが。。。ま、その恋も彼女の依存心からまた失うことになるんだけども。

 離婚と失恋の痛みを一気に味わい、自分の人生はいつも男性に依存して相手に合わせてばかりだったと気付くメリッサ。もうこうなったら、自分の欲求のままに過ごすんだ!ってことで、1年という期限付きで自分探しの旅へと出るのだけど、、、なんだろ?20代の女子がコレをしちゃうことには抵抗ないのだけど、今更自分探しでもなかろう。。。って思っちゃうのは、未だに自由気ままな30代やっちゃってる私のライフスタイルゆえなのかしら??

 イタリアでは好きなものを好きなだけ食べて、インドでは心の平和を得る為に祈って、バリで新しい恋をして、自分の気持ちのままに生きることを経験したメリッサが選んだハッピーエンドは、、、結局変わってないかも 汗
いや、でも女子なんてそんなもんですって。どこで何をして何を経験しようが、その都度迷いはあるし、リセットもしたくなる。傍からみたら、浅い自分論だとしても、本人が幸せならそれが一番ってもんです。

ってことで、記憶に残らなくても、ある意味スカっとする作品なので、迷える女子はDVDの発売を待ちましょう。

♪ pick up song ♪--------------------------------------------------------------------------

e0110110_15564378.jpgLungs
Dog Days Are Over / Florence + The Machine
 予告篇で流れるこの曲は、2009年UKロックシーンを賑わせたローレンス・アンド・ザ・マシーンのデビューアルバムからのもの。

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by mi-ai-you-me | 2010-10-20 15:46 | タ行

天然コケッコー


ーもうすぐ消えてなくなるかもしれんと思やあ、
  ささいなことが急に輝いて見えてきてしまう。ー



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☆cast--------------------------------------
夏帆
岡田 将生
夏川 結衣
佐藤 浩市

☆crew------------------------------------
監督:山下 敦弘
脚本:渡辺 あや





☆ストーリー------------------------------------

 山間の分校。小学校と中学校は同じ校舎の中にあり、全校生徒はたったの6人!右田そよ(夏帆)は唯一の中学二年生。初夏のある日、東京から転校生・大沢広海( 岡田 将生)がやってきた。期待に胸を膨らませるそよは仲良くなろうとするのだが、ついつい冷たい態度をとってしまう。海水浴、神社の境内で初めてのキス…、そして春が来て、みんな1学年進級した。楽しみにしていた修学旅行は東京。広海が育った街を始めて見ることが出来て喜ぶそよだった…。

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☆感想----------------------------------------

 くらもちふさこの大人気コミックを、「ジョゼと虎と魚たち」を手がけた渡辺あやが脚色。「リンダ リンダ リンダ」や「リアリズムの宿」で知られる山下敦弘監督が自然豊かな田舎を舞台に、そこに住む人々と子ども達の成長を描いた、どこか懐かしく、とても温かい物語。

 何もない田舎の分校に、東京からの転校生・大沢がやってきた。都会的な標準語を話すイケメンさんな彼に、学校のみんなは大騒ぎ。しかしそんな中、主人公のそよだけは彼のどこかクールな雰囲気にとっつきにくさを感じていた。いつも気にしてるのに、本人を目の前にするとなぜか素直になれない。そんなそよの姿を見ていると、初めて恋した時のあの妙にソワソワした気分を思い出してしまう。

 カレンダーのように移り行く季節の中で、次第に距離を近づけてゆくそよと大沢。これといってドラマチックな演出があるワケではないのだが、思春期を迎えた子どもたちの微妙な心の動きや、何気ない日常を切り取ったような風景の数々に、思わず自分が過ごした「あの頃」の記憶が甦り、自然と物語の中に引き込まれていってしまう。
 
「もうすぐ消えてなくなるかもしれんと思やあ、ささいなことが急に輝いて見えてきてしまう。」

 全てが永遠に思えた子ども時代。それまで失う事を知らなかったそよだったが、大沢から東京の高校へ進学すると打ち明けられたことで、時の儚さや無情さを知ることになる。それは、なにげない日常の美しさや、大切さを身に染みて感じさせるきっかけになったと同時に、そよにとっては大人になる為の第一歩だったのかもしれない。

 主人公のそよを演じた夏帆も、他の子どもたちも、本当にその土地で育ったかのような自然で屈託のない田舎の子どもたちを好演。そんな彼らを見守る周りの大人たちも、みんな愛すべきキャラクターばかり。
 
 初めての恋や、初めてのキス。みんなと過ごした楽しい時間。二度と戻れないと分かっているから、とてもせつなくて、あまりにやさしくて、思わず涙が溢れてしまう。そんなキラキラした瞬間がたくさん詰まった思い出のアルバムのような作品を観て、あなたも自分自身の「あの頃」にタイムスリップをしてみては?


♪ pick up song ♪--------------------------------------------------------------------------

e0110110_2374386.jpg言葉はさんかく こころは四角(初回限定盤)(DVD付)
言葉はさんかく こころは四角 / くるり
 映画の雰囲気にぴったりの牧歌的なこの曲はエンディングで使用されている。全体の音楽もレイハラカミが担当していて、耳に心に優しい音ばかり。

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by mi-ai-you-me | 2007-08-08 23:10 | タ行