2007年 07月 22日 ( 1 )

フリーダム・ライターズ


ー昨日までの涙が、インクになる。ー


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☆cast--------------------------------------
ヒラリー・スワンク
パトリック・デンプシー
スコット・グレン
イメルダ・スタウントン
マリオ

☆crew------------------------------------
監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
原作:フリーダム・ライターズ




☆ストーリー------------------------------------

  物語は1994年、ロス暴動直後のロサンゼルス郊外。人種が激しく対立し、ドラッグとナイフと銃がはびこるウィルソン公立高校で始まる。荒れ果てた教室では授業もままならず、ほとんどの教師たちは生徒を見捨てていた。しかし、新任国語教師エリン・グルーウェル(ヒラリー・スワンク)だけは彼らを信じ、お互いを憎みあう生徒たち全員に自費でノートを買い与え、自分たちの本当の気持ちを書くようさとす。最初は抵抗する生徒たちだが、想いをつづることで自分と向き合い始め、次第に荒れた教室に変化が生まれていく・・・。

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☆感想----------------------------------------

 2度のアカデミー主演女優賞に輝いたヒラリー・スワンクの最新作は、実在の英語教師とその生徒達による同名の原作を基にした感動の物語。
 
 人生を変えてしまうほどの出会い。それは誰にでもあるようで、実はとても幸運なこと。

 この物語に出てくる生徒達は、人種も家庭環境も様々。ほとんどの生徒が、犯罪と背中合わせに近い過酷な状況にあり、明日への希望すら見い出せないでいる中、彼らに全力でぶつかり、自信を与えることで、自分を信じ、あきらめずに挑戦し続けることを教えるエリン。「犯罪者として弁護する前に子供たちを救いたい」という気持ちから、弁護士から念願の教師になった彼女は、教材を買ったり、社会科見学に連れて行く為に、バイトを2つも掛け持ちしながら、生徒達に愛情を捧げ続ける。そんな彼女の行為に賛同して、地元の教育委員会や企業が動き、教育の場自体も大きく変化をしていくのだが、もちろん全ての人が理解をしめしたわけではない。彼女のやり方に反発する同僚の教師との軋轢、夫との離婚など、多くの犠牲を払いながらも、彼女は教師という仕事に情熱を注いでいくのであった。
 
 ひねくれた物の見方をする人なら、単なる自己満足なのでは?と思うかもしれない。しかし、例えそうであっても、これだけ多くの生徒達に生きる希望を与えたのであれば、彼女の行った授業はやはり大きな意味があったことに間違いない。

 学ぶことで自信を持ち、人に心を開くことで、その相手を理解することを知った生徒たち。彼らなら、エリンや仲間たちに守られた「教室」というシェルターから卒業して、また過酷な現実に戻ることになっても、きっと未来の自分のためにチャレンジすることをやめることはないだろう。
 
 性同一障害者、女性ボクサーといった難しい役を演じることの多いヒラリー・スワンクが、今回は、芯は強いながらも、女性として妻として仕事と家庭の間で揺れ動く部分も持ち合わせた等身大の女性を好演。スタッフのほとんどが「エリン・ブロコビッチ」の制作に携わってたというから、なんとなく納得。
 
 変化をするための勇気を持つ。その大切さを教えてくれる爽やかで、グッとくる感動作。涙腺の弱い方、ハンカチ持参でどうぞ。 


♪ pick up song ♪--------------------------------------------------------------------------

e0110110_23291956.jpgFreedom Writers
hip-hop horray /Naughty by Nature
 hey!ho!でおなじみのこの曲は、劇中で使用。他にも、2-pacやMontell Jordanなど懐かしめhip-hopが盛りだくさん。曲の使い方といい、話の内容といい、ミシェル・ファイファーの「デンジャラス・マインド」に酷似してる気がしないでもないのだけど・・・。

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by mi-ai-you-me | 2007-07-22 23:29 | ハ行