恋とスフレと娘とわたし


ー恋愛、結婚、子育てーフルコースを終えた私に、
           極上のデザートが待っていた。ー



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☆cast--------------------------------------
ダイアン・キートン
マンディ・ムーア
ガブリエル・マクト
スティーヴン・コリンズ

☆crew------------------------------------
監督:マイケル・レーマン






☆ストーリー------------------------------------

 ロサンジェルスでスウィーツショップ経営するダフネ(ダイアン・キートン)は若くして夫と死別してから、3人の娘を育て上げた。ダフネにとって娘たちのしあわせな結婚だけが唯一の夢。姉2人は無事結婚し、あとは末娘ミリー(マンディ・ムーア)を行く末を案じるばかり。人気ケータリングショップでシェフとして働きながら、なかなか彼氏に恵まれないミリーを心配し、ダフネは内緒で花婿募集の広告を出すことに。たくさんの候補者の中から彼女のお眼鏡に叶ったのは、建築家の男性。偶然を装ってミリーに近づけ、二人をくっ付けることに成功したのもつかの間、ミリーはやはり偶然出会った子持ちのミュージシャンにも惹かれ始める。2人の男性と同時進行で付き合うことにしたミリーの恋の行方はいかに?そんな中、もうチャンスはないと思っていたダフネにも恋の予感が・・・。

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☆感想----------------------------------------

 大御所の域にありながら、年をとっても相変わらずチャーミングなダイアン・キートン。その彼女が、全米のアイドルでもあるマンディ・ムーアと親子を演じた今作品は、ちょっぴり赤裸々なラブコメディー。

 原題の「Because I said so」というのは、娘たちに対するダフネの口癖。ニュアンス的には、「私が言うんだから、絶対よ!」といった感じで、その言葉からは彼女の過保護っぷりがうかがえる。とは言え、自分の娘の恋人を自ら品定めする母親って一体・・・。日本でも親が子どもにお見合いを勧める話はよくあるけれど、ここまでされると、正直ウザイとしか言いようがない。でも、自分が苦労をしてきたからこそ、娘たちには幸せになって欲しいという母親の気持は、女性として分からないでもなく、反発しながらも期待に応えようと、、母親がお膳立てした相手と付き合ってしまうミリーの気持ちもなんとなく理解できるものがあった。

 女性ウケしそうな邦題のせいもあってか、単純にハートウォーミングな母娘モノかと思いきや、その内容は、結構過激。娘たちのあけっぴろげすぎる男性経験や、母親の恋の話など、日本の親子関係では考えられないくらいの本音トークが炸裂。

 自分の人生にどこか満たされない気持ちを抱き、娘に理想を押し付けていたダフネが、女性としての幸せをもう一度知る事ができた時、ミリーにとっての幸せもまた何であるかを知ることとなる。誰かを幸せにしたいのなら、まずは自分から。この物語には、そんな人生をハッピーにするヒントがたくさん隠れている。

 ミリーを演じたマンディ・ムーアは、歌も演技も実力派の優等生アイドル。ちょっとイモっぽいルックスではあるのだけど、girl next door的なその印象とはじけるような笑顔がなんともチャーミングで、恋に不器用な等身大の女性を好演。

 正直、どこまでもハイテンションな母と娘の言葉の応戦には、ちょっとだけうんざりさせられるのも確かだけど、今流行の塩味スウィーツのように、sweet&saltyなこれまでにないテイストのラブコメディーを、ぜひぜひお試しあれ。


♪ pick up song ♪--------------------------------------------------------------------------

e0110110_2254026.jpgBecause I Said So
Black Horse And The Cherry Tree / KT Tunstall
  全米で大ヒットしたデビューアルバムにも収録されている KT Tunstallのこの曲は、劇中で使用されている。他にもサントラには、ポップな曲が満載。ちなみに、サントラには収録されていないが、予告編で流れていて印象的な曲は、Natasha Bedingfield の Unwritten 。

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by mi-ai-you-me | 2007-08-02 22:57 | カ行
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