しゃべれども しゃべれども


ーみんな、何とかしたいって思ってる
    今のままじゃ、だめだからー



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☆cast--------------------------------------
国分 太一
香里奈
森永 悠希
松重 豊
八千草 薫
伊東 四郎

☆crew------------------------------------
監督:平山 秀幸
原作:佐藤 多佳子



☆ストーリー------------------------------------

 古典を愛する二つ目の落語家・今昔亭三つ葉(国分 太一)。思うように腕も上がらず、悩んでいる彼のもとに「落語を、話し方を習いたい」とひょんな事から3人の変り者たちが集まって来る。
 すこぶる無愛想で口下手な美人・十河 五月(香里奈)、勝ち気なためにクラスになじめない関西弁少年・村林 優(森永 悠希)、そして、口下手が災いして野球解説の仕事も失いそうなイカつい形相の元プロ野球選手・湯河原 太一(重松 豊)。
 なかなか落後を覚えない。そんな彼らをまとめなくてはならない三つ葉にも恋と仕事の迷いがあって・・・。

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☆感想----------------------------------------

  佐藤 多佳子のベストセラーを、「愛を乞う人」で日本アカデミー賞はじめ、数々の映画祭を総なめした平山 秀幸が映画化。東京の下町を舞台に、しゃべりのプロだが、一向に腕の上がらない落語家と、しゃべる事が苦手な生徒達の心の交流を描いたヒューマンドラマ。 
 
 美人だが無愛想な十河、前向きだけどその性格と関西弁のせいでクラスで浮いてしまっている少年・村林、いかつい形相と口べたが災いして解説者としての評価が最悪の元野球選手・湯河原。この3人の生徒達を通して、一番簡単はずの「言葉」をツールにしたコミュニケ−ションが上手く図れない人々の心の葛藤や、もどかしさがうまく描かれていた。それは、しゃべることを仕事としている三つ葉にとっても同じことで、生徒達に落語を教えることで、彼自身もまた相手に伝わる言葉とはどんなものなのかを学んで行く。
 
 自らのコンプレックスを受け入れ、勇気を出して一歩踏み出そうとする人々。粋なセリフと情緒溢れる風景と共に、彼らが懸命に変ろうとする姿が写し出され、最後には何とも言えない爽快感を味わう事ができる。
 
 これがデビュー作となった、関西少年・村林役の森永 悠希くんがとにかく可愛く、他の役者が食われっぱなしだった。三つ葉の師匠を演じた伊東 四郎や、祖母役の八千草 薫が、いかにも下町気質な粋できっぷのいい人々を好演。
 
 どこにでもいる普通の人々を通し、気持ちを伝えることの大切さを教えてくれる作品。
 

♪ pick up song ♪--------------------------------------------------------------------------

e0110110_205837.jpg「しゃべれども しゃべれども」オリジナルサウンドトラック
明日天気になぁれ / ゆず
 ラストで流れるのは、映画の雰囲気にもぴったりなゆずによる一曲。



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by mi-ai-you-me | 2007-06-09 04:28 | サ行
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